70時間!結婚式余興のコマ撮りムービーの作り方




趣味で動画作成をしております。
よく結婚式の余興をお願いされるのですが、コマ撮りムービーを以前作成しました。
これから作成しようと思っている方の参考になれば嬉しいです。

結婚式の2次会のために作ったムービー

私が作ったムービーは5分ほど。

2次会で作った動画

たった5分の動画ですが、素材集めに1か月、写真編集に40時間、切り抜き作業に15時間、撮るのに10時間、動画作成に5時間。
動画作成に70時間ほどかかってます。

コマ撮りムービーは時間がかかる

これからコマ撮りムービーを撮ろうとしている方!
かなり時間がかかります

ふーさん

でも、出来た時は感動するし、作ってもらった友人も涙するのは間違いなし。
かけた時間は必ず報われると思っています。

私が使ったのはAviUtlという動画作成ソフトです。
無料でダウンロード出来て、さまざまなプラグイン(追加機能)を入れることで、自分が理想とする動画が作れると思います。
パソコンに動画作成ソフトが入っていないって人はおすすめです。
AviUtlの使い方やダウンロードの仕方はまた別の機会に説明させて頂きます。

コマ撮りムービーを作る基本的な順番はこんな感じ。
コマ撮りムービーの手順
  1. 企画、構成、曲を考える
  2. 写真を集める
  3. パソコンに取り込み画像を編集
  4. 印刷して人形作成
  5. 撮影の舞台作り
  6. 写真撮影開始
  7. 動画編集をす

結構すること多いです。
上から順に説明していきたいと思います。

企画、構成、曲を考える

明るい雰囲気にしたかった

まず、考えたのは「曲」でした。
出来るだけ明るく、楽しそうなムービーを作りたいと思い、ポップな曲を選びました。
曲を選んだら、Aメロ、Bメロ、サビ、間奏などに分けてみて下さい。
分けたパートで、人形でどんなムービーを撮りたいかという事を考えてみてください。
私は、教会の前のウェディングロードと、全員集合の2つは絶対に撮りたいと思っていました。

動画の構成を考える上でのポイントは2つです。

ポイント
・全員が集まる盛り上がるポイントは出来れば最後にもってくる。
・ずっと単調だと、飽きてしまうので場面切り替えを多く使う。

その2つを構成に入れてあげることで、飽きずに見てもらいやすくなります。
しっかり構成考えるのは大事ですが、思った写真がなかなか集まりにくいので、構成はよく変わりました。
だからガチガチに決め過ぎなくてもいいかも。

写真を集める

色んなポーズの写真集め

構成をある程度決めたら、次は写真集めです。
コマ撮りムービーの良さは、集まれなくても写真を送ってもらえば動画に出演できるという点です。
私が作った動画は新郎側の友人26名、新婦側が6名の32名に出演していただいていますが、実際に会ったのは10人ほどです。

ふーさん
理想は全員に会って、自分で写真を撮るのが一番クオリティが高くなります。
でもそんな時間ないよね。

会える人には、作りたい内容をしっかり伝え、色んなポーズで写真を撮っておくことをおすすめします。
みんなで合わすダンスなどは、計画して撮らなければ、大きさも動きもバラバラになってしまいます。
それ以外の方には、絶対欲しいポーズと、テキトーなポーズを数種類送って欲しいと伝えてみてください。

私の動画で言うと、メッセージを持っている全身写真は絶対に欲しい画像です。
これを2パターン欲しいと伝えました。
それ以外に、手を挙げている写真、座っている写真などをお願いしました。
実際に自分が撮った写真を参考に送ってあげると、分かりやすいと思います。
送ってもらう写真が多ければ多いほど、後からの動画作りが楽になるのでその人特有のオリジナルポーズももらっておいた方がいいかも。

写真をお願いする際の注意点

ふーさん
新郎側だけではなく、新婦側に協力してもらおう。二次会の幹事をしてくれる人に協力を仰ぐといいかも

・電話する
メールやラインだけじゃ伝わりません。ちゃんと動画を撮る旨を伝え、協力してほしいとお願いする事で相手も協力してくれます。
メールして、電話するが理想です。
参考画像も送るようにしてください。

・写真は全身が写るように
作っている方は当たり前だと思っているんですが、頼んでみると切れている写真が多い。
中には顔のアップを送ってきた人もいました。
絶対に切れないようにと念押ししよう。

・期日を決める
期日は絶対に決めてください。
でも必ず期日は遅れます。
私がお願いして期日内に送ってきた割合は2割ほど。
かなりの余裕を見て、写真をお願いしてください。
それで写真が送ってこなくても、当たり前と思っていてください。

パソコンに取り込み写真を編集

背景を切り抜きして透過させました

写真が集まったら、パソコンに取り込み編集していきます。
この編集作業は、GIMPという無料ソフトを使用しています。
上記画像では背景が白色になっていますが、実際は透明になっています。
この写真編集が1枚あたり8分かかりました。
300体ほど作成したので、2,400分以上は作業に時間をかけています。
背景を白色に塗って、透過させるという手順を踏みました。
背景だけを透過させるという方法もあるのですが、背景と服の色が似ている場合、一緒に透過してしまう恐れがあります。

私は質にこだわりたかったので、一枚ずつペンツールで塗りつぶしていきました。
正直この作業をもう少し早くする方法は他にもあるかもしれません。
私は丁寧にしすぎましたが、多少雑でも、コマ撮りは小さい人形なので気づきません。

透過させることで、動画作成のとき、画像として貼り付けることが出来ます。
画像を大きくして巨大化させるという演出もできます。

写真を印刷して切り取り作業

紙にコピーしてみる

実際に切り取った画像を並べて印刷します。
写真の大きさや解像度がバラバラなので、大きさを揃えてあげてください。
この作業は1枚当たり30分ほどかかりました。
A4に10~15人ほどの人数を載せました。
慣れてなかったので、印刷するまで10時間ほどかかったかな。
印刷をするときのポイントは2つ。

・人形を立てるための余白を作ってあげた方が良い。

最初は余白を考えずに詰め込みすぎてしまいました。
いざ切ると、どう立たせたらいいの?となってしまいました。
紙を折って立てるスタイルの場合は、必ず余白を作ってあげてください。
後ろに重りを置いてそこに貼り付けて立たせるスタイルも考えたのですが、人形感が少し薄れてしまったので、私は折りこむスタイルにしました。

・写真を印刷するときは分厚い用紙にする。

薄い紙だと立ちません。私は写真印刷ようの用紙にコピーしました。
家にコピー機がなかったので、キンコーズという印刷会社にもっていき、その場で1枚120円ほどでコピーしてもらいました。

かなりの数を切り抜きました

切り取りは友人に協力してもらいました。
1人で1時間で切れるのは20体ほど。
350体だと、7時間ほどかかってしまいます。
誰でも出来る作業なので、友人にSOSをかけましょう。

舞台作り

コマ撮りムービーの舞台

動画を撮っていたスペースは家にある小さな机でしております。
こんな感じの机です。

 横幅800mmで、縦幅420mmのかなり小さなテーブルです。
これを部屋の隅に置き、背景になる画用紙を貼りました。
地面は、段ボールにミニチュア用の芝シートを貼りました。ハンズで1,000円もしなかったと思います。
土台が芝生になるだけで雰囲気が全く変わるのでお勧めです。

テーブルに敷き、段ボールや100均で購入したインテリアや植物を置いて飾り付けをしていきました。
シーンごとに、入れ替えたりしていきます。
造花や植物はかなり使い道があったので買ってよかったなぁと感じました。

撮影開始

すこしづつ動かしながら撮っていく

人形が出来て、舞台が整ったら、いよいよ写真撮影です。
まず写真を撮る際に一番大事なのはカメラを固定すること。
三脚必須です。
万が一、写真を撮る際にずれてしまったら動きに違和感が出てしまいます。
少しずつ動かして写真を撮り、動かしては写真を撮り。
ひたすらその繰り返しです。

もし一眼レフなどで撮影する場合は、ピントを人形に合わせて背景を多少ぼやけて撮ればいい感じになります。

写真を撮ったら確認しながら進めてください。

動画編集

ふーさん
素材のコマ撮り写真が集まれば、動画編集は意外とかかりません!
ただ、写真が少ないとかなり短い動画しか作れないので多めに撮っておいた方がいいかも。

写真を撮るのが終われば、いよいよ動画編集です。
写真を撮った順番に、音楽に合わせて切り替えていってください。
シーンや場面によって切り替え表示の速さを変更してみるといいかもしれません。
AviUtlは一度に多くのオブジェクトを編集することが出来ます。
Windowsのムービーメーカーは、画像の上に画像を貼り付けるということが出来ませんが、AviUtlは出来ます。
文字を入れたり、画像を入れたりと言った幅がかなり広がります。

ポイントは音楽の盛り上がりに合わせて、場面を切り替えるなどの演出をしてあげることです。

大変だが作る価値あり

時間はかかりましたが、余興で披露するときは本当に楽しみでした。
場面ごとに、みんなの反応が盛り上がるのが分かるのです。

それにコマ撮りはたくさんの人に協力してもらっているので、映像の出演者が多いです。
自分がどこかに映っているかも!
そう思うと、真剣に見てくれます。
そして自分が出演していると嬉しいものです。

みんなから新郎新婦への余興という雰囲気も出るので、会場の空気感もすごく良くなります。
時間はかかるし、多くの人に協力をお願いするのでストレスもかかるかもしれません。
それでも、新郎新婦の喜ぶ顔を見るとすべて吹き飛びます。

ふーさん
作ってよかった。そう思える動画が出来ればいいですね。




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ABOUTこの記事をかいた人

ブログを読んでいただきありがとうございます! 医者に余命10か月と言われ、実家に帰り、水菜を食べたら治ったという夢を見ました。という事で、2019年のラッキーアイテムは「水菜」に決まりました。週に3回は水菜を食べている、ただの水菜好きです。 よろしくお願いいたします。